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ドローン更新講習の進め方と費用・手続きの流れを解説

ドローン
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ドローンの国家資格(一等・二等無人航空機操縦士)を取得してから、早いもので数年が経とうとしている方も多いのではないでしょうか。せっかく取得した免許も、有効期限が切れてしまうとその効力を失ってしまいます。

この記事では、免許を維持するために欠かせない「更新講習」を受ける時期や具体的な手順、かかる費用をまとめました。手続きをスムーズに終えて、有効な免許を維持するための準備を整えていきましょう。

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ドローン更新講習を受ける時期

ドローンの免許には3年という有効期限が設けられています。この期限を過ぎると、改めて新規取得時と同じような試験を受け直さなければなりません。

更新の手続きは、期限が切れる直前に慌てて行うのではなく、余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。まずは、いつから動けばよいのか、その全体像を以下の表で確認してみましょう。

手順内容おすすめの時期
講習の予約登録講習機関(スクール)へ申し込む期限の6〜7ヶ月前
更新講習の受講学科講習や修了審査を受ける期限の6ヶ月前から可能
DIPS申請国への更新申請を行う講習が終わってから期限まで
新免許の受取新しい免許証が郵送で届く申請から約1ヶ月後

期限の6ヶ月前から申し込める

更新講習は、免許の有効期限が終わる6ヶ月前から受けることができます。この期間内であれば、いつ講習を受けても次回の有効期限が短くなることはありません。

例えば、仕事でドローンを使っている場合、忙しい時期を避けて早めに受講しておくのが安心です。講習機関によっては予約が埋まりやすい時期もあるため、マイページや通知メールを確認して、早めに席を確保しておきましょう。

もし「まだ半年もあるから大丈夫」と後回しにしていると、急な仕事や体調不良でチャンスを逃してしまうかもしれません。余裕を持って申し込むことが、免許を確実に維持するコツです。

期限を過ぎると失効するリスク

ドローンの免許更新には「猶予期間」がありません。1日でも有効期限を過ぎてしまうと、免許は失効してしまいます。

失効した免許を復活させるには、再びスクールに通うか、指定試験機関で一から試験を受け直さなければなりません。これには多額の費用と時間がかかるため、絶対に避けたい事態です。

特に注意したいのが、DIPS 2.0での申請手続きです。講習を終えただけでは更新は完了しません。講習後に自分自身でオンライン申請を行い、手数料を納付するまでがセットだと覚えておきましょう。

免許証の日付を確認する

まずは手元にある「無人航空機操縦士免許証」を確認してください。右下のあたりに「有効期間の満了する日」が書かれています。

この日付をスマートフォンのカレンダーや手帳にメモしておき、その半年前になったら通知が出るように設定しておくと安心です。

例えば「2027年10月1日」が満了日であれば、2027年4月1日から講習を受けることができます。カレンダーには4月の時点で「ドローン更新講習の予約」と入れておきましょう。

講習を受ける場所と学習内容

更新講習は、免許を取得した時と同じように「登録講習機関」として国に認められたドローンスクールで行われます。

ただし、新規取得時とは異なり、実技の訓練を何時間も行うわけではありません。主に最新のルールを学び直すことが目的となります。

登録講習機関(スクール)を選ぶ

更新講習は、自分が免許を取ったスクール以外でも受けることが可能です。「当時は遠方のスクールに行ったけれど、更新は近くのスクールで済ませたい」という要望も通ります。

講習機関によって、受講料や予約の取りやすさが違います。最近では、更新講習に特化した短時間のプランを用意しているスクールも増えてきました。

選ぶときは、自分の住んでいる地域で更新講習を受け付けているか、公式サイトや電話で確認してみましょう。

eラーニングならオンラインで済む

多くのスクールでは、学科講習をオンライン(eラーニング)形式で提供しています。これにより、わざわざスクールに足を運ぶ回数を最小限に抑えられます。

オンライン講習であれば、自宅やオフィスの隙間時間を使って、自分のペースで学習を進めることが可能です。動画を視聴し、最後に理解度を確認するテストを受けるという流れが一般的です。

ただし、すべてのスクールが完全にオンライン化しているわけではありません。対面での講習が必要な場合もあるため、申し込み前に受講スタイルを必ずチェックしてください。

最新のルールや知識を学ぶ

ドローンの世界は技術の進化が早く、それに伴って法律やルールも頻繁に変わります。更新講習の大きな目的は、この「新しいルール」を正しく理解することにあります。

例えば、新しい飛行カテゴリーの追加や、特定空域での飛行許可の取り方など、3年前にはなかった決まりごとを学び直します。

「自分はベテランだから大丈夫」と思っていても、意外と知らない変更点が見つかるものです。安全に業務や趣味を続けるための大切な機会として、真剣に取り組む必要があります。

免許更新までの具体的なステップ

更新の手続きは、大きく分けて5つのステップで進みます。講習を受けて終わりではないため、最後まで気を抜かずに進めましょう。

手続きをスムーズに進めるための手順は以下の通りです。

  • スクールへの予約: ネットや電話で更新講習を申し込む
  • 講習の受講: eラーニングや対面で新しい知識を学ぶ
  • 修了証の取得: 講習後に発行される「講習修了コード」を控える
  • 身体検査: 医師の診断書か、運転免許証による書類審査を準備する
  • DIPS申請: オンラインで更新申請と手数料の支払いを行う

1. 講習の予約

まずは受講するスクールを決めて、予約を入れます。このとき、手元に現在の免許証番号を用意しておくとスムーズです。

スクールからは受講料の支払い方法や、テキストのダウンロード案内などが届きます。

2. 学科講習と修了証の受け取り

指定された方法で講習を受けます。eラーニングの場合は、視聴が終わった後に簡単なテストがあることがほとんどです。

無事に合格すると「更新講習修了証」が発行されます。この修了証に書かれている番号(修了コード)は、後のDIPS申請で必ず使うため、大切に保管してください。

3. 身体検査の準備

更新のときも、ドローンを操縦するのに十分な身体能力があるかを確認する「身体検査」が必要です。

多くの場合は、自動車の運転免許証を持っていることで代用(書類審査)できますが、一等資格などの場合は指定の診断書が必要になることもあります。

4. DIPS 2.0での申請

ここが一番の山場です。国土交通省のシステム「DIPS 2.0」にログインし、マイページから更新申請を行います。

スクールからもらった修了コードや、身体検査の情報、顔写真のデータなどを入力していきます。操作に慣れていないと時間がかかることもあるので、落ち着いて進めましょう。

5. 新しい免許証の受け取り

申請が受理されると、登録したメールアドレスに「手数料納付」の案内が届きます。クレジットカードや銀行振込で手数料を支払えば、あとは新しい免許証が届くのを待つだけです。

新しい免許証が届くまでは、古い免許証と、申請中であることがわかる画面のコピーなどを手元に置いておくと、現場での確認時に役立ちます。

更新にかかる費用と日数の目安

更新には、スクールに支払う費用と、国に支払う費用の2種類が発生します。あらかじめ予算を把握しておきましょう。

具体的な金額はスクールによって違いますが、一般的な相場を以下の表にまとめました。

項目内容費用の目安
受講料スクールでの講習代(一等・二等で違う)10,000円〜20,000円
更新手数料国に納める免許の発行手数料3,000円前後
身体検査料書類審査または診断書作成代0円〜5,000円

スクールに払う受講料

受講料はスクールが独自に設定しているため、幅があります。一等資格の更新は、二等資格よりも少し高めに設定されていることが多いです。

また、同じスクールで免許を取得した人向けの「卒業生割引」などが用意されていることもあるので、まずは免許を取ったスクールの価格を調べてみるのがおすすめです。

国に納める手数料

講習とは別に、免許の更新自体にかかる手数料を国に支払います。これはDIPSでの申請後に、システムを通じて納付します。

金額は数千円程度ですが、これを支払わない限り新しい免許証は発行されません。メールを見落として期限が過ぎないよう注意してください。

手続き完了までの期間

すべての手続きを終えてから、新しい免許証が手元に届くまでは、おおよそ2週間から1ヶ月程度かかります。

特に3月の年度末などは申請が混み合い、発行までに時間がかかる傾向があります。余裕を持って手続きを済ませておけば、免許の有効期限が切れる前に新しいカードを受け取ることができます。

身体検査の種類と受け方

更新のときに行う身体検査は、基本的には初めて免許を取ったときと同じルールが適用されます。多くの人にとって最も簡単なのは、運転免許証を利用する方法です。

医師の診断書を使う

特定の持病がある場合や、スクールから指定された場合は、病院で診断書を書いてもらう必要があります。

ドローンの身体検査に対応している病院は限られていることもあるため、事前に「無人航空機操縦士の身体検査用診断書は作れるか」を確認しておきましょう。

運転免許証で代用する

有効な自動車の運転免許証を持っていれば、その情報をDIPSに入力するだけで、身体検査をパスできる仕組みがあります。

追加の費用がかからず、最も手間が少ない方法です。ただし、一等資格の更新で夜間飛行や目視外飛行を頻繁に行うようなケースでは、より詳しい検査が求められることもあるため、自身の区分を確認してください。

一等と二等で違う判定基準

一等資格は、二等資格よりも高い安全性が求められるため、視力や聴力などの判定基準が厳しく設定されています。

例えば、眼鏡やコンタクトレンズの度数が変わっている場合は、あらかじめ調整しておかなければなりません。万が一、身体検査で不適合となると更新ができないため、不安がある場合は早めに眼科などを受診しておきましょう。

DIPS 2.0で申請するときのポイント

オンライン申請は便利な反面、入力ミスが原因でやり直しになってしまうことがよくあります。

二度手間を防ぐために、間違いやすいポイントを整理しました。

  • 修了コード: 半角・全角のミスや、数字の打ち間違いに注意する
  • 顔写真の不備: 背景に物が入っていたり、顔が暗すぎたりしないか確認する
  • 住所の不一致: 免許証の住所と、DIPSの登録住所が同じか確認する

修了コードの入力ミスを防ぐ

スクールから発行される修了コードは、更新申請の「鍵」となる大切な番号です。

これを間違えると、システム上で「講習を受けた事実」が確認できず、申請が進みません。手入力ではなく、コピー&ペーストを利用して正確に入力するようにしましょう。

顔写真データの注意点

新しい免許証に使われる顔写真は、DIPSにアップロードしたデータがそのまま反映されます。

3年間使い続けるものなので、なるべく清潔感のある服装で、明るい場所で撮影した写真を用意しましょう。スマートフォンの自撮りでも構いませんが、無地の背景で撮影するのがルールです。

手数料の納付メールを確認する

DIPSで申請ボタンを押しただけでは終わりません。数日後に事務局から「手数料を支払ってください」というメールが届きます。

このメールを見逃して放置してしまうと、申請がキャンセルされてしまいます。DIPSに登録しているメールアドレスの受信設定を確認し、迷惑メールフォルダに入っていないかチェックしておきましょう。

まとめ:余裕を持ったスケジュールで免許を更新しよう

ドローンの更新講習は、有効期限の6ヶ月前から受けることができます。手続きには「スクールでの講習」と「DIPSでの申請」の2段階が必要になるため、時間に余裕を持って動くことが大切です。

  • 期限の6ヶ月前: 講習の予約と受講を始める。
  • 講習が終わったら: 修了コードを受け取り、すぐにDIPSで申請する。
  • 支払い: 手数料の支払いメールを確認し、早めに納付する。

まずは免許証を取り出し、有効期限を確認することから始めてみてください。早めの手続きが、スムーズな更新への一番の近道です。

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