DJIから新しいドローンシリーズ「Lito(リト)」が登場するという噂が、世界中のユーザーの間で駆け巡っています。米国連邦通信委員会(FCC)への登録が確認されたことで、これまで「出るかもしれない」とささやかれていた憶測が、一気に現実味を帯びてきました。
特に注目されているのは、エントリーモデルの「Lito 1」と、上位版の「Lito X1」という2機種の存在です。これまでのMiniシリーズやNeoシリーズとは異なる、新しいコンセプトの機体になると予測されています。判明しているスペックや発売時期、そして驚きの新機能について、現時点での情報を詳しく整理しました。
DJI Lito X1とは?噂の新シリーズの正体
DJI Litoシリーズは、DJIが2026年の目玉として投入を予定している全く新しいラインナップです。FCCに登録されたモデル名から、2種類の機体が同時に開発されていることが分かっています。このシリーズは、従来の「安価なエントリー機」という枠を超え、最新のセンサー技術とポータブル性を両立させたモデルになると期待されています。
これまでDJIは、軽さを追求したMiniシリーズや、手軽さに特化したNeoシリーズを展開してきました。Litoシリーズはこれらの中間に位置しながら、最新の伝送システム「O5」を搭載するなど、次世代のスタンダードを目指しているようです。まずは、この新シリーズがどのような立ち位置で登場するのか、リーク情報を基に掘り下げていきましょう。
MiniシリーズとNeoの良さを掛け合わせた新ジャンル
Litoシリーズは、DJI Neoのような「手軽な自撮り性能」と、DJI Miniのような「本格的な空撮性能」を一つにまとめた機体になりそうです。機体アームは折りたたみ式を採用しており、持ち運ぶときはポケットに収まるほどのサイズになります。
例えば、旅行先でパッと取り出して自分の周りを自動追尾させたり、あるいは数キロ先の美しい風景を4K画質でじっくり撮影したり。そんな「一台で何でもこなせる」万能さがLitoシリーズの魅力と言えるでしょう。
これまでの小型ドローンでは、何かを優先するために何かを犠牲にする必要がありました。Litoシリーズはその境界線をなくし、初心者からベテランまでが満足できる「欲張りな一台」を目指しているようです。
Lito 1とLito X1の2つのグレードで展開
今回のリークで最も興味深いのは、標準モデルの「Lito 1」と、プロ仕様の機能を積んだ「Lito X1」の2本立てで展開される点です。
Lito 1は、これまでのMini 4Kの後継機に近い立ち位置で、5万円前後という手に取りやすい価格帯が予想されます。一方のLito X1は、上位モデル並みのカメラセンサーやストレージを備え、本格的なクリエイター向けの機体になる見込みです。
自分が必要とする機能に合わせて、2つの選択肢から選べるようになります。
以下の表に、現時点で予測されている2モデルの違いをまとめました。
モデルごとの主なスペック予測は以下の通りです。
| 項目 | DJI Lito 1 | DJI Lito X1 |
| 内蔵ストレージ | 22GB | 42GB |
| カメラセンサー | 1/2インチ | 1/1.3インチ |
| 伝送システム | DJI O5 | DJI O5 |
| 障害物検知 | 下方・前方 | 360度全方位 |
| 予想価格 | 約50,000円〜 | 約115,000円〜 |
250g未満の軽さをさらに追求
Litoシリーズは、グローバル市場で最も規制の受けにくい「250g未満」という重量を死守する予定です。
特にLito X1は、多機能でありながら内部構造の徹底的な見直しにより、さらなる軽量化を図っています。これにより、バッテリーの持ちを犠牲にすることなく、長時間安定して飛ばせるようになっています。
日本国内では100g以上の機体は全て登録が必要ですが、海外での利用も考えるユーザーにとっては、250gという壁は非常に重要です。どこへでも持っていける軽さは、撮影の機会を確実に増やしてくれるはずです。
リークから見えたカメラと基本スペック
ドローン選びで最も気になるのがカメラの性能です。Lito X1は、小型機ながら上位モデルのAirシリーズに迫る画質を実現すると噂されています。特に夜景などの暗い場所での撮影能力が、大幅に底上げされているのが特徴です。
また、今回はSDカードを入れ忘れても安心な「内蔵ストレージ」の容量が大きく増えている点も見逃せません。カメラのセンサーサイズから、撮影後の編集を楽にする色空間のサポートまで、映像制作を強力に支えるスペックが揃っています。詳細なカメラ性能を詳しく見ていきましょう。
Lito X1は1/1.3インチの高性能センサーを積む?
Lito X1には、Mini 4 Proなどで定評のある1/1.3インチのCMOSセンサーが搭載される見込みです。
このセンサーは、光を取り込む力が強いため、夕暮れ時や夜の街並みでもノイズを抑えて綺麗に撮ることができます。
また、逆光の中でも黒つぶれしにくい「HDR撮影」にも対応し、見たままの鮮やかな景色をそのまま記録できます。
例えば、朝もやの中の山脈や、ネオンが輝く都会の夜景を撮る際に、このセンサーの底力が発揮されます。
小型機とは思えないほど深みのある映像を、誰でも簡単に残せるようになるでしょう。
42GBの内蔵ストレージでカード忘れの心配がなくなる
「撮影現場に来たけれど、SDカードを家に忘れてしまった」という失敗は、ドローンユーザーなら一度は経験があるはずです。Lito X1は、これを解決するために42GBという大容量のストレージを機体内部に持っています。
これだけの容量があれば、4Kの動画でも数十分から一時間近く、SDカードなしで記録し続けることが可能です。
もしもの時のバックアップとしても機能するため、撮影の安心感がぐんと高まります。
標準モデルのLito 1でも22GBが確保されており、こちらはちょっとしたVlog撮影ならカードなしで完結してしまいます。
面倒なデータ移管の手間を減らしたいユーザーにとっても、嬉しい進化と言えるでしょう。
4K/60fpsと10bitカラーでプロに近い映像が撮れる
Lito X1は、プロの現場でも通用する「10-bit D-Log M」という色空間での撮影に対応すると噂されています。
これは、撮影後にパソコンで色を補正する際、空のグラデーションなどを滑らかに表現できる機能です。
また、4K/60fpsという滑らかな動きで記録できるため、あとからスローモーションに加工しても画質が落ちません。
趣味の記録だけでは物足りず、SNSやYouTubeでよりハイクオリティな動画を発信したい人にとって、このスペックは非常に強力な武器になります。
スマホで見るだけでなく、大きなテレビで見ても美しい映像を、手のひらサイズのドローンで実現できるのです。
次世代伝送システム「DJI O5」で何が変わる?
今回の新製品で最も技術的な飛躍と言えるのが、新しい伝送システム「DJI O5」の搭載です。ドローンとコントローラーを結ぶ「電波の絆」が、これまで以上に強く、安定したものに進化します。
電波が混み合う都市部や、遮蔽物の多い場所でのフライトは、常に「映像が途切れる恐怖」との戦いでした。O5システムは、この不安を解消し、より遠くまで、より鮮明な映像を届けられるようになります。伝送システムが進化することで得られる具体的なメリットを整理しました。
最大20kmを超える安定した通信の可能性
DJI O5は、遮るものがない環境であれば最大20km以上の伝送距離をサポートすると予測されています。
もちろん日本国内では目視外飛行のルールがありますが、伝送距離の長さはそのまま「電波の強さ」に直結します。
たとえ数百メートル先であっても、O5なら映像がカクつくことなく、まるで有線で繋がっているかのような滑らかさでモニターに映し出されます。
電波が安定していることは、安全な着陸にも繋がります。
機体の状況をリアルタイムで正確に把握できるため、操縦のストレスが大幅に軽減されるでしょう。
5Gネットワーク連携で電波障害に強くなる
噂によれば、DJI O5はドローン専用の電波だけでなく、4Gや5Gといったモバイルネットワークを補助的に使う仕組みを取り入れているようです。
建物に隠れてプロポからの電波が弱まった時でも、モバイル回線を通じて操作を継続できるようになります。
これにより、都市部でのビル点検や、複雑な地形での空撮においても、接続切れによる墜落リスクを劇的に下げることができます。
ただし、日本でこの機能を使うには別途通信契約やSIMカードの設定が必要になる可能性があります。
もし実装されれば、ドローンの「飛べる場所」の定義が大きく変わる画期的な機能となるでしょう。
映像の遅延が減りFPVのような没入感が味わえる
伝送システムが速くなるということは、カメラが映した映像が手元の画面に届くまでの「タイムラグ(遅延)」が減ることを意味します。
遅延が極限まで減ることで、より直感的な操縦が可能になります。
例えば、ゴーグルを装着して飛ばす場合、自分の頭の動きと映像が完全に一致するため、酔いにくく、より高い没入感を得られます。
以下のリストに、伝送システムの進化による変化をまとめました。
電波の安定は、操縦のしやすさに直結します。
- 映像のカクつきやブロックノイズが大幅に減る
- 遠距離でも高精細なフルHD映像を確認できる
- 通信遮断による自動帰還(RTH)の発動が少なくなる
- モバイル回線との併用で、死角がなくなる
驚きの安全機能!360度障害物検知の仕組み
Lito X1は、初心者が最も恐れる「衝突」を未然に防ぐためのセンサーが大幅に強化されています。小型機でありながら、全方位を常に見守る360度障害物検知機能が搭載される見込みです。
注目すべきは、魚眼レンズを用いたセンサーに加えて、LiDAR(ライダー)のような高度な距離計測技術が組み合わされているという点です。これにより、細い枝や電線といった、これまでのセンサーでは見落としがちだった小さな障害物も、正確に捉えられるようになります。
魚眼レンズとLiDARセンサーで周囲を完璧に守る
Lito X1の四隅や上下には、広い範囲をカバーできる魚眼レンズセンサーが配置されています。
これにより、ドローンの真横や斜め後ろといった「死角」がほぼなくなります。
さらに、LiDAR風の光学センサーが、物体との距離を数センチ単位で正確に測り続けるため、機体は磁石のように障害物を避け続けます。
例えば、狭い森の中をすり抜けるようなフライトでも、ドローンが自分でルートを判断してくれます。
「ぶつけるかもしれない」という恐怖から解放されるため、より構図作りに集中できるようになります。
狭い場所でも自動で避けてくれるから安心
最新の回避アルゴリズム(APAS 6.0以上と予測)により、障害物を見つけた時に単に止まるだけでなく、スムーズに「回り込んで避ける」動きができるようになります。
これまでのドローンは、障害物があると急ブレーキをかけて撮影が中断されてしまうことがありました。
Lito X1なら、滑らかに障害物を回避しながら撮影を継続できるため、映像に途切れが生まれません。
この機能は、自動追尾モード(アクティブトラック)で被写体を追いかけている時に特に威力を発揮します。
木々の間を走り抜けるマウンテンバイクを追いかけても、ドローンは自分自身で安全な道を選んで飛び続けます。
10メートル先の障害物も瞬時に見つける
センサーの検知範囲が広がったことで、より遠くの危険を早めに察知できるようになります。
高速で移動している時、数メートル前で障害物を見つけても、ブレーキが間に合わないことがあります。
Lito X1は、10メートル以上先にある壁や木を認識できるため、余裕を持って減速や回避のアクションを起こせます。
安全を支えるセンサーの役割を以下の表に整理しました。
これらの技術が、あなたのドローンを墜落から守ります。
| センサーの種類 | 役割 | 恩恵 |
| 魚眼カメラ | 全方位の視覚情報を得る | 死角のない監視が可能 |
| LiDARセンサー | 正確な距離を測る | 枝や電線などの細い物を検知 |
| 超音波/赤外線 | 地面との距離を測る | 安定したホバリングと着陸 |
新しい操作体験!声や動きでドローンを動かす
Litoシリーズがこれまでのモデルと一線を画すのは、コントローラーという枠に縛られない「自由な操作」です。スマートフォンの画面をタップすることなく、声や身振り手振りでドローンに指示を出せる機能が充実しています。
「ちょっとそこから撮って」と友達に頼むような感覚で、ドローンをコントロールできる未来が近づいています。特に一人でのVlog撮影や、家族との集合写真を撮る際に、この「身軽さ」が大きな価値を持ちます。新しい操作方法のポイントを解説します。
「Hey Fly」と話しかけて離陸させる音声コマンド
Litoシリーズには、マイクと音声認識AIが搭載されるという噂があります。
「Hey Fly, Take off!(離陸して)」といった音声コマンドに反応し、コントローラーを使わずに機体を起動させることができます。
荷物を持っていて手が塞がっている時や、すぐに撮影を始めたい時に、言葉だけでドローンが空へ舞い上がるのは非常に便利です。
着陸の指示や、特定の撮影モードへの切り替えも声で操作できるようになると予測されています。
もちろん、風の音が強い屋外でどこまで正確に聞き取れるかは未知数ですが、DJIの最新技術であれば実用レベルの精度が期待できるでしょう。
スマホやコントローラーを使わない身軽なフライト
これまでのドローンは、必ずと言っていいほど大きな送信機(プロポ)をセットで持ち歩く必要がありました。Litoシリーズでは、スマートフォンだけで、あるいは何も持たずに「全自動」で飛ばすスタイルが強化されます。
自分の顔を登録しておけば、ドローンがあなたを見失うことなく、常にベストな画角で追いかけ続けます。
「操縦」という作業をドローンに任せて、自分はただ歩いたり走ったりするだけで、映画のような自撮り動画が完成します。
旅先での散策や、アクティビティの記録において、重い機材から解放されるメリットは計り知れません。
本当の意味での「ウェアラブル・ドローン」に近づいたと言えるでしょう。
初心者でも迷わない直感的な操作メニュー
たとえコントローラーを使う場合でも、その操作画面(DJI Flyアプリ)はさらにシンプルになります。
難しい専門用語を知らなくても、画面上のアイコンを選ぶだけでプロのような旋回撮影ができる「クイックショット」がさらに進化しています。
AIが周囲の景色を分析し、その場所に最適な撮影ルートを自動で提案してくれる機能も噂されています。
以下のリストに、新しい操作体験のメリットをまとめました。
ドローンが、より身近な道具へと変わっていきます。
- コントローラーを持ち歩く荷物の負担が減る
- 準備時間を大幅に短縮し、シャッターチャンスを逃さない
- 操縦に集中しなくて良いため、自然な表情で映れる
- 機械操作が苦手な人でも、高品質な動画を撮れる
既存のDJIドローンとどう違う?
これからドローンを買おうとしている人にとって、Litoシリーズと、すでに発売されているMini 4 ProやNeo 2との違いは最も気になるポイントでしょう。それぞれのシリーズには明確な「得意分野」があります。
結論から言えば、Litoは「Neoの軽快さ」と「Miniの画質」を欲しがる人のための、良いとこ取りをしたモデルです。価格と性能のバランスが絶妙に設定されているため、既存モデルからの乗り換え先としても有力な候補になります。主なモデルとの違いを比較してみましょう。
DJI Mini 5 Proとの性能や重さの差
Miniシリーズ(特にMini 5 Pro)は、依然として「小型空撮機の王様」としての地位を守るでしょう。より大きなセンサーや、より長時間のバッテリーを求める本格派にはMiniが適しています。
対してLito X1は、より「ポータブル(持ち運び)」と「全自動」に特化しています。画質ではMiniに一歩譲るかもしれませんが、バッグからの取り出しやすさや、自動追尾の賢さではLitoが上回る可能性があります。
「作品撮り」をしたいならMiniシリーズ、日々の「日常記録」や「Vlog」を楽に撮りたいならLitoシリーズ、という使い分けになりそうです。
手軽さ重視のDJI Neo 2と比較してみた
DJI Neo 2は、究極の安さと軽さを追求したモデルです。画質や電波の強さよりも、「とりあえず空から撮れればいい」という人に向いています。
Lito 1は、Neo 2よりも少し高価になりますが、カメラの画質や電波の安定性(伝送システム)で大きな差をつけます。
Neo 2を使っていて、「もう少し遠くまで飛ばしたい」「もっと綺麗な映像が欲しい」と感じ始めた人にとって、Lito 1は最高のステップアップ先になります。
以下の表で、主要モデルの立ち位置をまとめました。
価格と性能のバランスで、自分に合う一台を見つけましょう。
| 機種名 | ターゲット | 最大の強み |
| DJI Neo 2 | 初心者・SNS投稿者 | 安さと圧倒的な軽さ |
| DJI Lito 1 | 中級者・Vlog撮影者 | コスパと電波の安定性 |
| DJI Lito X1 | 本格クリエイター | 360度検知と42GBストレージ |
| DJI Mini 5 Pro | 空撮プロ・ハイアマチュア | 最高峰の画質と長時間飛行 |
自分の撮りたい映像に合うモデルの選び方
自分が一番こだわりたいのは「画質」なのか、それとも「準備のいらなさ」なのか。それを考えるのが選び方のコツです。
「綺麗な景色を、完璧な構図で撮りたい」なら、コントローラー操作が前提のMiniシリーズを選びましょう。
一方で、「自分の旅の様子を、何も考えずに丸ごと記録したい」なら、自動飛行が得意なLitoシリーズが最適です。
Lito X1なら、全方位センサーがあるため、初めての場所でも安心してドローンに「おまかせ」できます。
この「安心感」にどれだけの価値を感じるかが、購入を決めるポイントになります。
気になる発売時期と日本での価格
FCCへの登録が確認されたことで、発売が間近に迫っていることは間違いありません。これまでのDJIの傾向からすると、登録から数ヶ月以内に正式な発表が行われるのが通例です。
また、昨今の円安の影響により、日本国内での販売価格がどの程度になるかも注目の的です。海外でのドルベースの予想価格から、日本円での販売価格や、お得なコンボセットの内容をシミュレーションしてみましょう。
2026年前半の発表が確実視されている理由
FCCの機密保持期限は、通常は半年から1年程度に設定されます。今回のLitoシリーズに関する書類の期限から推測すると、2026年の3月から5月の間に発表される可能性が極めて高いです。
DJIは毎年春に大型の新製品を投入する傾向があり、ゴールデンウィーク前の旅行シーズンを狙ったプロモーションが展開されるでしょう。
もし新年度からドローンを始めたいと考えているなら、今すぐ現行機を買わずに、あと数週間待ってみる価値は十分にあります。
円安を考慮した日本国内での販売価格の予測
海外メディアでは、Lito 1が330ドル前後、Lito X1が759ドル前後からになると予測されています。これを現在の為替レート(1ドル=150円前後)で換算し、さらに国内の消費税や輸入コストを乗せると、以下のような価格帯が予想されます。
- Lito 1 単体:約55,000円 〜 65,000円
- Lito X1 単体:約125,000円 〜 140,000円
決して「激安」とは言えませんが、内蔵ストレージや最新のセンサーを考えれば、十分に納得感のある価格設定です。
特にLito 1は、5万円台で手に入る「本格伝送機」として、爆発的なヒットになる可能性があります。
コンボセットの内容はどうなる?
DJI製品といえば、予備バッテリーやケースがセットになった「Fly Moreコンボ」が定番です。
Litoシリーズでも、長時間の撮影を楽しめるコンボセットが用意されるでしょう。
特に今回は、新しい「RC Motion」コントローラーや、FPVゴーグルがセットになったパックが登場する可能性も高いです。
単体で購入して後からバッテリーを買い足すよりも、最初からコンボセットを選んだ方が、トータルでは2万円以上お得になることが多いため、予算に余裕があればコンボセットの検討をお勧めします。
日本で飛ばす前に知っておきたい法律とルール
Litoシリーズは非常にコンパクトですが、日本国内で屋外を飛ばす場合は、法律の対象となります。特に近年、ドローンの登録制度や飛行ルールは厳格化されており、知らなかったでは済まされない罰則もあります。
「250g未満だから大丈夫」という考えは、海外のルールと混同しているため注意が必要です。日本で安全に、そして適法に楽しむために最低限守るべき3つのステップを確認しておきましょう。
100gを超える機体はDIPS2.0への登録が必須
日本国内では、バッテリーを含めた機体重量が100g以上のドローンは、すべて国土交通省のシステム(DIPS2.0)への登録が義務づけられています。
もちろんLitoシリーズもこの対象です。登録をせずに屋外で飛ばすと、航空法違反として警察の取り締まり対象になります。
登録には手数料(数百円〜)がかかりますが、マイナンバーカードがあればオンラインで数分で手続きが完了します。
機体が届いたら、まずは家の中で設定を済ませる前に、この登録作業を優先しましょう。
登録記号(JUから始まる番号)を発行してもらい、それを機体に貼り付けるまでが「準備」です。
屋外で飛ばすならリモートID機能が欠かせない
登録した機体情報を、電波で外部に発信する「リモートID」も必須の機能です。
Litoシリーズにはこの機能が内蔵されているため、別途高価な機器を買う必要はありません。
DIPS2.0で発行された情報を、DJIのアプリを通じて機体に書き込むことで、リモートIDが有効になります。
これを有効にせずに飛ばすことも法律で禁止されているため、フライト前のチェックリストに必ず入れておきましょう。
250g未満でも航空法の対象になる場所に注意
Litoシリーズが250g未満であれば、一部の国では規制が緩くなりますが、日本において「どこでも自由に飛ばせる」わけではありません。
人口集中地区(DID)の上空や、空港の周辺、国の重要施設の近くなどは、重さにかかわらず飛行が禁止されています。
また、夜間に飛ばしたり、自分の目で見えない範囲(目視外)まで飛ばしたりする場合は、事前に国から許可を得なければなりません。
自分の住んでいる場所が飛ばしていい場所かどうかは、「SORAPASS(ソラパス)」などのドローン専用地図アプリで事前に確認する習慣をつけましょう。
今買うべき?それともLitoを待つべきか
DJI Litoシリーズのリーク情報を見て、「今持っている機体を売るべきか」「今すぐMini 4 Proを買うべきか」と悩んでいる方も多いでしょう。ドローンは進化のスピードが速いため、買うタイミングは非常に重要です。
最後に、あなたの今の状況に合わせたアドバイスをまとめました。自分が何を重視するのかを基準に、今すぐ行動するか、数週間待つかを決める参考にしてください。
高画質な小型機が欲しいなら待つ価値がある
もし、あなたが「持ち運びやすさ」と「画質の良さ」の両方を求めていて、特に夜間の撮影や自動追尾機能を重視しているなら、今は待つのが得策です。
Lito X1がリーク通りにLiDARセンサーや42GBのストレージ、そしてO5伝送を搭載して登場すれば、現行の小型機を過去のものにするほどのスペックになります。
発表まであと一歩のところまで来ているので、後悔しないためにも今は財布の紐を締めておきましょう。
すぐに飛ばしたいなら現行のMini 4 Proも有力
「来週の旅行でどうしてもドローンを使いたい」というように、具体的な予定が決まっているなら、現行のDJI Mini 4 ProやMini 3を買っても後悔はしません。
これらはすでに完成された機体であり、周辺アクセサリーや予備バッテリーも豊富に出回っています。
また、新製品が出る前は在庫処分で安く買えるチャンスもあるため、あえて安定した「名機」を選ぶというのも賢い選択です。
手軽さを最優先するならDJI Neoという選択肢
Vlogや自撮りがメインで、画質にはそこまでこだわらないというのであれば、Litoの登場を待たずに現行のDJI Neo 2などを選んでも十分満足できるはずです。
Lito 1は、Neoよりも確実に高価になります。
「安く始めて、壊すのを恐れずに練習したい」という初心者の段階であれば、今の安い機体で腕を磨き、Litoシリーズが成熟した頃に買い換えるというステップも合理的です。
まとめ:Litoシリーズがドローン選びを変えるか
DJI Lito X1とLito 1は、ドローンを「特別な機材」から、より身近な「日常のカメラ」へと進化させるシリーズになりそうです。
今回の要点を振り返りましょう。
- Lito 1とX1の2モデルがあり、X1はLiDARセンサーなどの豪華仕様。
- 42GBの内蔵ストレージや、次世代伝送O5の搭載が期待されている。
- 音声操作や全方位検知により、誰でも簡単に映画のような動画が撮れる。
- 発売は2026年前半が濃厚で、価格は5万円台から13万円前後と予想。
新しいシリーズの登場は、私たちの空の楽しみ方をまた一つ広げてくれます。リーク情報の通りであれば、Litoはドローン初心者からベテランまでを納得させる、2026年最大のヒット作になる可能性を秘めています。正式な発表を楽しみに待ちましょう。

